眼鏡旅

そんなわけでサカイさんと東北二人旅レポ。
デズニーに行ったときはそこかしこにイチウリが見えましたが、今回はそこかしこに本多と眼鏡が見えました。否、いました。

二日目は昼からミュだったので、気合入れて朝っぱらから中尊寺行ってきました。
朝起きたら一面雪景色ですよ。スゲー！！
前日は全然雪がなくて「これはほんとに東北ですか？」という感じだったのに、翌日は長いトンネルを抜けるとそこは雪国であった。トンネルなんか抜けてないけど。
ヤッター！とはしゃいで雪踏みしめながら雪道歩いてたらブーツがびしょびしょになりました。足先がつめてえよ。
この日は雪も降らずにいい天気で境内歩いてると木から雪がばらばら落ちてくるもんで傘さしてたんですが、そしたらでっけえ雪の塊がおちてきて傘の骨が曲がりました。べっくらこいた。
むしろ傘をさしていなければ自分の横に雪が落ちるだけだったと思うんですが、傘をさしていたがためにぶっこわれ。たまげたな！
穢れをはらうなんちゃらのお参りとかしてきましたが、参った次の瞬間には眼鏡の尻がどーたら本多のがんばりがどーたらで、お穢れだらけでした。そんなバカな。

この日はホテルで温泉にも入り(前日は疲れたため二人とも部屋のフロのみ)、そこでもあんた、またしても本多と眼鏡が。
サウナで我慢大会をするきゃつらの姿が見えました。見えたんですよ。いたんですよ。
こう、脚組んで腕組んでしかめっ面で目を閉じて熱さに耐えてる眼鏡と、「あっちーなおい！」とか言ってる本多。
とりあえず眼鏡はサウナでも眼鏡を外さない。リアルに私もでしたが。見えないものはしょうがない。曇ったってしょうがない。
本多はとにかく話しかけます。あちーだの何分経っただのなんやかんや。
それに対して眼鏡は超不機嫌ヅラで一言「うるさい」。
実はギリギリだけど、本多が相手だけに負けるのもシャクなので耐えてる眼鏡タン。のぼせろ。今すぐのぼせろ。そして倒れろ。
本多に抱えられてしまえばよい。そして姫抱っこで救出。
のぼせて頬を染めて目を瞑って少し苦しげな表情の眼鏡とか見た日にゃああんた…たまらないよ！！　本多じゃなくても欲情するよ！！
まあ本多なら「おい克哉大丈夫かー！」とか言いながら冷水ぶっかけそうですけどね。

で眼鏡は気が付けば部屋で。本多がパタパタ仰いでいるのだよ。
眼鏡片桐逆バージョンです。
「おまえは限界なら限界って言えよ」とかって本多は明るく言うわけだ。パタパタしながら。髪とか撫でてくれながらだと最高です。
眼鏡は不機嫌ヅラで「うるさい」とか言って手を払いのけるんだけど、小さく「…すまなかったな」とか本多に背中向けながらく言うのさ…。くそ。たまらん。

観光地では事前に勉強して聞いてもいないのにここぞとばかりに知識を披露する眼鏡タンと、大袈裟なまでに感心する本多。
なんだかんだで眼鏡は本多に対してふつーーーに付き合いがいいので(本多宅までわざわざカレー食いに行く程度には)、早朝観光地散策だって一緒にしますよ。
ええいこの！！　仲良しさんが！！

そんなこんなでやつらがありとあらゆるところで見えて参りました。
そりゃそうとサカイさんはオムライス食ったりカレー食ったりしてましたよ。
オムレツじゃないところが惜しいといえば惜しかったですが、なにその狙ったかのようなチョイス。そんなに御堂さんが、本多が好きか。そうかそうか。
とりあえずサカイさんは、報われない眼鏡が好きなんだなあということを知ってたけど更にそれがよくわかった旅でもありました。
そして私はノーマルに「おまえはいらないんだ」とか存在否定される眼鏡に萌えて萌えてしょうがない。かわいそうな眼鏡はいいもんです。
でも克克モエなので、ちゃんとこのあと結ばれます。でも眼鏡には可哀想な思いをしていただきたい。そんな歪んだ愛。

そんなわけで。結局のところ眼鏡旅でした。

伊達を巡る旅もしましたが、主に眼鏡旅でした。
ミュの合間には眼鏡っこともお話してきたりもしました。お世話さまどすたー！
牡蠣も死ぬほど食ってきました。シャベルで運ばれる牡蠣。食った端から殻はバケツへ。
うまかった…ぷるんぷるんだった。どっちかっつーと生が好きですが、焼きもうまかった。
焼きすぎで縮み上がった牡蠣が好みなサカイさんは不器用すぎでした。
おまえは！！　なんだってそんなに開け方がヘタなんだよ！！
本多だってもう少し上手に眼鏡の股ぐらを開けるよ！(メイビー)

あまった時間にはメイツに行ったりして、仙台に行ってもヲタとしての心を忘れませんでした。
忘れないどころかもはやずっとそうだった気もしますが、そんなことを気にしてはならない。
なんか話してたらやたらライトな身体の関係の眼鏡と御堂さんの話とかしてた気がしますが、どうしてそうなったのかまったく覚えてない。
「じゃ、来週またここで」「それが…私は最近好きなやつができてな。君とはもう会えないんだ」「え、ほんとですか？よかったですね！どんな人なのか教えてくださいよー」とかなやたら明るい眼鏡と御堂さん。おまえらこそ誰だ。
とりあえずサカイさんは実弟×実兄カプの少なさを嘆いてたので、なんかいいのあったら教えてください。

そんなこんなで旅すーーりょーー。
行きの新幹線ではボーダー男子集団が朝っぱらから唐突にシモトークをでけえ声でし始めたもんで、イラつきを静めるためにiPodで非眼鏡ＣＤ御克→克克→本克をエンドレスで聞いたもんですが、帰りの新幹線は旅疲れもあってぐーすかよく寝ることができました。
ミュと観光と、いつもダラダラしているわしらにしてはなかなかみっちりな楽しい旅でした。
観光もたまにはいいもんですな！
土産に買った萩の月が早く食べたいです。